不動産投資の魅力
地下室を設けると、工事費用が跳ね上がるのだ。
まず、大きな穴を掘る必要がある。
さらに、穴を掘って部屋をつくるのだから、防水を完璧にしなければならず、鉄筋コンクリート造りが基本。
その結果、大ざっぱに言って、工事費用は倍になると考えてよい。
2000万円程度の建物を建設しようとした場合、地下室付きにすると、総工費は4000万円以上になるわけだ。
3000万円の建物なら6000万円以上に。
これでは地下室をつくることが許されても、つくれないことが多くなる。
実際、個人住宅で、地下室はヱ局値の華になっているのだ。
だから、中古で地下室付きの家が売りに出ていたら、お買い得である可能性が高い。
その場合、地下水がしみ出していたり、カビが発生したりしていないか、チェックすることが必要になる。
誰も知らないマンションの免震構造、本当の怖さマンションには、免震構造という特殊な構造がある。
これは、地震が起きたとき、建物の揺れを小さく、緩やかなものに変え、建物の構造と建物内への衝撃を減らす構造だ。
具体的には、建物の下部に免震装置をセットする。
免震装置とは、直径1m程度の円形ゴムを重ねた「積層ゴム」や鋼鉄バネのダンパーなどによって構成される。
それらをいくつもセットすることで、地震の衝撃を小さなものにしてしまうのだ。
免震装置を備えたマンションでは、大地震がきても、建物が壊れない。
さらに、住戸内で家具が倒れることもなく、2次災害を防ぐことも可能だ。
非常に信頼感の高い構造として、購入者の人気も高くなっている。
しかし、この構造にも欠点がないわけではない。
欠点となるのは、積層ゴムに寿命がある、ということだ。
ご存じのとおり、ゴムには寿命があり、やがては硬化する。
硬化、つまり硬くなると、地震の揺れを軽減する効果はない。
それどころか、もろくなれば、地震の被害を大きくする可能性もある。
そこで、積層ゴムは交換することが可能になっているのだが。
ここからが、欠点の本番。
つまり、交換するための費用が高いのだ。
免震マンションは、ここ10年ほどのあいだにいくつか建設され、積層ゴムを交換した、という話はまだない。
10年くらいではびくともせず、試算では30年くらいは持つのだそうだ。
しかし、30年後には交換しなければならない。
その費用は、極めて大まかな目安だが、「1億円以上」といったところのようだ。
この1億円以上を、修繕積立金の中に貯めていれば問題はない。
ところが、一般的な修繕積み立てはしていても、免震構造用の積み立てをしているケースは少ない。
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